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誰からも愛される人は、言葉によるプラスのストロークをかけることがとても得意です。
それも自然にさりげなく。
プラスに働く言葉のストロークには、
「褒める」
「励ます」
「励ます」
「応援する」
がありますが、特に「褒める」ことはとても大きな力を与えることができます。
CAという職業は、お客様を飛行機の中で快適に過ごしていただくお手伝いをすること。
ヨーロッパ線などの長いフライトの中で、時には、お客様のお話をお聞きしたり、ご相談を受けたりということもあったりします。
人との良い関係を築いていくためには、「誰からも愛される人柄」であることが大切。
今回は、この「誰からも愛される人柄」になるための行動の一つ「褒める」ということに焦点を置き、言葉による愛情の表し方についてお話していきたいと思います。
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誰からも愛される人は言葉の愛情表現が上手!?
先ほど、長いフライトの中でお客様との会話をするというお話をしましたが、長いといっても15時間ほど。
そのうちの半分以上は、お休みになっているか、お食事を召し上がっているので、お客様とお話をする時間は実際にはほとんどありません。
でもその中で、
「今日のフライトは良い旅だった」
「またこの飛行機に乗りたい」
と、思っていただけるためにはどうしたらよいのでしょう?
少しの会話の中のほんのちょっとしたフレーズの積み重ねが、その方に与える印象を作っていきます。
褒め上手な人になりましょう
人はほめられると嬉しい気持ちになりますよね。
自分が気づいてなかった魅力を教えてくださったときには、
「そんな風に思っていてくれていったんだ」
「私ってそんなところあったの?」
などと、新たな自分に気づくこともでき、相手に対してより親近感を抱いたりもします。
「褒める」内容は、そんなに難しいことでなくてもいいのです。
ちょっとした表情だったり
ネイルの色だったり
いつもと違うタイプの洋服だったり
いつもと違うタイプの洋服だったり
そんなちょっとしたことが、褒められると嬉しいしその場がとても良い空気感になります。
CA時代、クルー内で「スターカード」というのがありました。
フライト内でいいなーと思ったクルーの行動等をカードに書いて渡すというものです。
これはそんなに大それた行動に対して書かなくてもいいのです。
“スカーフの巻き方がキレイ”
“お辞儀の仕方がスマート”
“アナウンスの声がステキ”
など、ちょっとしたことをお互いにほめ合うというものでした。
これをもらうとそんなに大したことでなくても嬉しかったし、
見られてる意識が更に高まり、もっとよくしようという気持ちから、どうしたらより良いフライトになるかなという気持ちにつながりました。
そしてこれは、スターカードを渡す側であっても同じ気持ちになりました。
私もあのクルーのようにしてみようという気持ちから、
自分がお客様なら嬉しいという行動はなんだろうと考えることにつながりました。
今もおこなわれているかはわかりませんが、とっても良い活動だったと記憶しています。
「ほめる」ことは相手を嬉しい気持ちにさせることもできますが、
同時に自分にもその気持ちが返ってくると思います。
ぜひ、一日のうちで、一つでも二つでも誰かのことをほめてみてください。
きっと「ほめ上手」になって、その嬉しい気持ちが返ってくると思います。
「ほめ上手な人になりましょう」
そうすることで、自分と相手の距離を縮め、空気感をより良いものにできるはずです。
上手な褒め方のコツ
マナー研修の中で、
「社内で人との信頼関係を築くにはどうしたらよいのでしょうか?」
「周りから慕われる人になりたい」
のような質問をよく受けることがあります。
信頼関係を築く
と、文字に並べると、更にすごく難しく感じますが、この答えは簡単です。
「相手を褒めること」
もちろん、大げさ過ぎたりしてわざとらしかったらいけませんが、「褒める」ということは、プラスのストロークをたくさん出します。
これを自然にさりげなく行うことで、「誰にでも愛される人柄」になることができるはずです。
この「褒める」ことは、そのタイミングも大切。
おススメは「挨拶に続けて」です。
「おはよう!今日のメイクに合ってるね!」
「おはようございます。今日のジャケットの色素敵ですね!」
「おはようございます。今日のジャケットの色素敵ですね!」
等。ただ「おはよう」という挨拶をするよりも、何か一言続けることによって、より自然にさりげなく相手に好印象を与えることができます。
ぜひ、「挨拶に続けて一言」伝えてみてくださいね!
まとめ
今回は、「誰からも愛される人は言葉の愛情表現が上手!?」と題しまして、誰からも愛される人になるためには、プラスのストロークをかけてあげることが必要、というお話をしてまいりました。
プラスのストロークの中でも「褒める」という言葉の表現は、相手にストレートに好印象を与えることができます。
でもこれには、自然にさりげなくあることが大切。
ポイントは「挨拶に続けて一言」です。
ぜひ、「褒める」という言葉のストロークを通じて、「誰からも愛される人柄」になってくださいね!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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